はてなとキーワード

はてなユーザの友人と夕食.
はてなダイアリーのキーワード機能について興味深い話を聞いてきた.自分で確認していないため厳密な話は出来ないが,現時点でのコメントと共にリストアップしておく.
▼機能あれこれ
・辞書の共同作成
 ダイアリー参加者は自分の日記中の名詞に解説をつけて,誰でも閲覧可能な辞書へ登録できる.
 辞書へ登録することのメリットは,登録キーワードを含む日記に対して辞書から自動的にリンクが張られることである(更新時刻の新しい順).これによって自分と興味の似た人の日記を探すことが出来る.
 キーワードは重複登録を認めると同時に,他人が登録した解説に修正を加えることも可能.
 修正の確定には一週間の猶予があり,その間に異議を唱えることもできる.
 同じキーワードがいくつ登録されてもいい多元性と,他人の解説を修正してしまえる一元性が同居している.合意形成の過程として見ると面白そうだ.
・日記から辞書への自動リンク生成
 自分の書いた日記から名詞が抽出され,自動的に辞書へのリンクが生成される.
 リンク対象となる名詞はデフォルトでは全部であるが,日記を書く都度人手で外すことも出来る.
 
 はてなダイアリーを見ていると固有名詞の抽出に失敗してるのをよく見かけるが,これはキーワード登録数を増やすことによって地道に改善するつもりなのだろう.
・日記への自動キーワード付与
 自分の書いた日記から名詞が抽出され,日記の内容を示すキーワードとして自動的に付与される.デフォルトで全名詞がキーワードとなるが,適切でないものが交じっていれば日記を書く都度,人手で外すこともできる.また,キーワードの付与された日記は,辞書ページの各キーワード項目から自動的にリンクされる.
 自分で一からキーワードをつけるのはやってられないが,あらかじめ抽出された名詞にチェックボックスをつけたり外したりならば出来るかもしれない.
▼利用法についてあれこれ
 キーワードを介して同じ興味を持つ人を探すには便利だと言う.逆に,自分の属しているコミュニティを明示的に知られたくないときには困る,と彼は言っていた.ある瞬間,同じ話題について話していれば自然,あるキーワードの下にずらりと身内のURLが並ぶことになる.(それが嫌なら上の自動キーワード付与をいちいち外す必要がある.)
 自動的に人と人とをリンクしてくれるシステムは,相手との間に暗黙的なコミュニケーションチャンネルを結ぶことを難しくもするということだろう.当たり前といえば当たり前であるが.