Web会議ではたいてい相手の顔だけでなく自分の顔も画面に表示されるようになっていますね。
これはどうしてでしょうか?
よく考えてみると、僕らは普段、実際に人と会って話をするときには自分の顔を見ることはありません。(相手の背中に鏡でもあれば別ですが。)
上のスライドでは、その理由のごく一部について触れています。
遠隔地間のコミュニケーションで送受信できる情報は限定されていること(撮影範囲、鮮明度、映像や音以外の情報について)、僕らがどういう場面でなんのためにこのようなシステムを使うのかということ(会社で?プライベートで?)、僕らがどれくらいカメラ越しのコミュニケーションに慣れているかということ(なんだか恥ずかしい?慣れると対面より話しやすいことも?)、など、自映像を表示することには技術やメディア、そして暮らしについての様々な要素が関係しています。
ヴァーバル・ノンヴァーバル・コミュニケーション研究会では例えばこうしたことを議論しています。
このつづきは、またの機会に。