在宅勤務介護日記_同居者がいても「身体介護」は受けられます

うちの母は今介護度4です。まず介護度の種類ですが、介護度4とはどういう状態かというと立ち上がりや歩行が自力ではほとんどできない、食事などの日常生活が、介護がないと行えない、コミュニケーションの部分でも、理解力の低下があり、意思疎通がやや難しい、という状態です。

こう書かれるとなんとまあ大変な状況か・・・と思われるでしょうが、この状態でもヘルパーさんの力を借りながら生活を回しております。それができるのも完全在宅勤務ならではだと思っております。

ここまで読まれると、完全在宅勤務ということは同居しているってことで、そうなると介護サービスは受けられないんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。わたしも以前はそうでした。でも介護サービスの「身体介護」の部分は同居家族がいてもほぼ無条件で受けられるのです。

介護サービスの内容は「身体介護」と「生活援助」の2つに大別できるのですが、「身体介護」と「生活援助」って何?といことはまた次回。


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在宅勤務介護日記_在宅介護再び

ブログを見返すと2021年はただの一度も投稿していなかったことがわかりました。ああ…。自身の怠慢さに何の言葉もございません。

わたしの近況としましては、先月より母の在宅介護がはじまりました。
さかのぼれば昨年の秋のはじめ、母の消化器官に大きな不具合があり2回急性期病院に入院しました。そこで動けなかった時期が長引いたため、廃用症候群となってしまった母。リハビリのために転院した先でも体調不良のため本格的なリハビリはできず引き続きの療養生活となり、結局介護度4となっての自宅へのご帰還です。

一度目の消化器の不具合の後、いったん退院した間に受けた介護認定では介護度3でした。で、退院時の介護度4というのは、リハビリのため転院した病院の包括支援担当さんが「家で受けられるお世話を増やせるように」ということで介護度の区分変更手続きをしてくださっての結果です。

母も元気なころは「手がかかるようになったら施設にいれてくれていいから」と言っていましたが、それはコロナ以前の話。コロナ禍で家族もほとんど面会できない状態では家族はもちろん母も施設に入ることは微塵も望まず、自宅で世話する方法を選び自宅療養生活をはじめました。

去年の秋のはじめから先月までは、コロナ禍でご家族が病院や施設に入っていらっしゃる方々のご苦労が本当によくわかった数か月でした。介護度4の母を家で世話するのは決して楽ではありませんが、毎日「おはよう」と声をかけ一緒に顔を見ながら食事ができることがなんとうれしいことかと、ひしひし感じて毎日を過ごしています。

とはいえ、今のところ母が生活するにはすべての面で介護が必要です。それを今どうやって乗り切っているかはまた次回。


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在宅勤務介護日記_昔取った杵柄

我が家はここ3年ほど訪問美容/理容をお願いしています。お願いしているのは母とわたしが長年通っていた美容室のオーナー兼スタイリストさんです。その方は5年程前に自分の美容室を畳まれ訪問美容に切り替えお仕事をされています。

 

先日もお願いしたのですが、今回はその方のお母様と一緒に来られました。そのスタイリストさん、在宅介護されていたお父様が昨年秋誤嚥性肺炎で亡くなられ、認知症のお母様とふたりぐらしとなられたのですが、そのお母様もひとりで置いておくのが心もとなくなってこられました。それで連れてこられたというわけです。

 

わたしたちが通っていた美容室は元はそのお母様がはじめられたお店です。ですので、お母様とそのスタイリストさんとふたりでお店に立っておられたこともあり、わたしたちとも顔なじみです。が、お母様は最初認知症のためわたしたちのことを思い出せなかったようで、今回我が家に来て下さるにあたって「知らない人のところへ行くのは嫌」と難色を示されたそうです。しかしいざ顔を合わせて少しお話をすると思いだしていただけたみたいで、なごやかにおしゃべりができました。

 

スタイリストさんによる母のヘアカットが終わり最後に髪形を整えていると、そのお母様が急にスタイリストさんに「その襟足のところは、〇〇さん(うちの母のこと)には少し長いんとちゃうか」とアドバイスします。スタイリストさんが「そうかあな」と言って母の襟足をながめていますと、スタイリストさんのお母様はさっとたちあがり母に近づき、なんとポケットから櫛を取り出し母のて襟足をとかしはじめられたのです。

 

これには「さすが!」と感心しました。自分は今日は娘の美容の仕事について行くんだ、という気持ちがあって櫛を用意してこられたのですからね。櫛をポケットから取り出す敏捷さは以前のままでした。ちょっと感動した瞬間でした。

 

認知症は「なにもできなくなる病気」みたいに考えていましたが、そうじゃないようです。昔取った杵柄、というようなことは反射的にすることがまだできるんですね。

 

 

かかりつけ医からは「長生きすれば認知症が出てくるのは当たり前と考えておいて」と言われています。ああそんなものなのかとあきらめに似た気持ちを持ちながら、両親のちょっとした変化にどきどきする毎日を送っています。

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